Unity もぐらたたきゲームを作るには(準備編)①

※本記事には広告を含みます

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前回の記事で「Unity もぐらたたきゲームを作るには」でゲームを作るイメージが出来ました。今回は、ゲームに必要なものは何か?についてです。
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何でも聞いて!
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じゃぁー、ゲームのサイズは?
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Unityでスマホゲームを作るときは、基本的に アスペクト比16:9(縦画面) を基準に作るのがおすすめです。
📱 スマホゲームと画面サイズの考え方

アスペクト比 16:9

  • 代表例:1080×1920(フルHDの縦画面)
  • 多くのAndroidスマホが対応している

アスペクト比 18:9や20:9 の端末もある

  • 最近のスマホは縦長ですが、UnityのCanvasやSpriteは自動調整できるので大丈夫
  • 基準は16:9で作り、他の比率はUIのAnchorやCanvas Scalerで調整

🎮 実際のUnity設定

Gameビューのアスペクト比を16:9に設定

  • UnityのGameタブ → 上部のドロップダウンから「16:9」を選択
  • カスタム解像度(例:1080×1920)を追加してもOK

CanvasのScalerを設定

  • Canvasコンポーネントの Canvas Scaler を「Scale With Screen Size」にする
  • 基準解像度:1080×1920(推奨)
  • Matchを「0.5(横と縦のバランス)」にしておくと安定

穴やモグラの配置

  • 基準は16:9で作り、Anchorをきちんと設定しておくと、
    18:9や20:9の画面でも自然にスケーリングされる

✅ 結論

基本は 16:9(1080×1920)縦画面 を基準にする

その上で Canvas ScalerやAnchorを設定して、他の比率にも対応

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なるほどぉー! 16:9が基本なのね
それじゃぁー、もぐらたたきゲームで必要な画像は?
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もぐらたたきゲームで最低限必要な画像(アセット)は次のようになります。

🎨 必要な画像リスト

1. 背景

  • プレイ画面の背景
    • 草原、土の地面、板など
    • シンプルな色ベタでもOK

2. 穴(モグラが出てくる場所)

  • 穴のイラスト(複数使う場合は同じものでOK)
    • 黒い円や楕円でも十分
    • 影をつけると立体感が出る

3. モグラ

  • 通常のモグラ(地面から顔を出す状態)
  • 叩かれたモグラ(ダメージ表情・泣いている顔など)
  • 必要なら「出現アニメ用に少しずつ出てくる差分」も

4. UI要素

  • スコア表示用の背景パネル(なくてもOK、文字だけでもよい)
  • タイマー表示用の背景パネル
  • スタートボタン / リトライボタン

5. エフェクト(あれば楽しい)

  • 叩いた時のエフェクト(星・爆発・ポップエフェクト)
  • 得点アイコン(+100など浮き上がる演出に使える)

🖼 まとめると最低限必要なのは…

  • 背景画像(1枚)
  • 穴画像(1枚を複数配置)
  • モグラ画像(通常・叩かれた後の2枚)
  • スコア&タイマー用のシンプルUI
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これだけあれば「遊べるゲーム」として成立します 👍
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私絵が描けないのよね。そんな時はどうしたらいいの?
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フリー素材で商用利用OKのサイト、いくつかおすすめをピックアップします。使う前に各素材の利用規約を必ず確認してください。

🔍 商用利用OKな素材サイト

名前特徴注意点
Kenney2D/3D/UI/タイル/キャラクターなど幅広いアセットあり。CC0で公開されていて、商用・非商用どちらでも自由に使える。 (ゲームづくりの最新情報やアイデアを紹介!|ゲームメーカーズ)スタイルが統一されたものが多いのでゲームの雰囲気に合うか確認を。
OpenGameArt世界中のドット絵・背景・テクスチャ・アイコンなどが揃っていて、ライセンスも多様(CC0、CC-BY、CC-BY-SAなど)。 (jp.eagle.cool)素材ごとのライセンスがバラバラなので、「商用利用可」「改変可」などを素材ごとにチェック。
ぴぽや倉庫キャラチップ・マップチップ・エフェクトなど2Dゲームに使いやすい素材多数。無料で商用利用可、クレジット不要のものも多い。 (jp.eagle.cool)ドット絵スタイルのものが多いため、リアル系や水彩系の見た目とは合わないこともある。
みんちりえ(背景イラスト系)背景イラストが充実していて、写実系や抽象系など様々なスタイルあり。商用利用OK。 (みんちりえ)サイズや解像度が用途によっては調整が必要なものもある。
icooon-monoアイコン素材が大量にあり、UIなどに使いやすい。商用利用可。 (Zenn)アイコンは色やスタイルが極端なものもあるので、統一感に注意。
CraftPix高品質の2Dゲーム素材あり。UI要素・キャラクター・背景など。商用利用OKな素材あり。 (jp.eagle.cool)一部有料の素材が混じっていたり、無料素材でも条件があるものがあるので確認。
ゲームづくりに役立つ素材まとめ系サイト(Gamemakers.jpなど)自分で素材提供サイトを探す手間を省けるまとめ記事形式で、複数の素材サイトを一気に見られる。 (ゲームづくりの最新情報やアイデアを紹介!|ゲームメーカーズ)素材の “まとめ” サイトはライセンス確認をサポートしてくれるけど、それぞれ原サイトで要チェック。

「モグラたたき向け」に特化して使いやすい素材(モグラ系キャラクター・穴・エフェクト)を扱ってるサイト

🔍 特に使えそうな素材やアセット

素材名含まれている内容ライセンス/注意点備考
CraftPix – Free 2D Game Assetsキャラクター&スプライト、背景、GUI、オブジェクトなど。無料アセットもあり。 (CraftPix.net)商用プロジェクトでの利用可と明記されているものが多い。各アセットページで確認要。 (CraftPix.net)モグラキャラが直接あるかはアセット検索次第。穴や背景は探せば見つかる。
OpenGameArt.org非常に多数の2Dアート/スプライト/背景素材。モグラ系イラストも検索可能。 (OpenGameArt.org)素材によってライセンス(CC0, CC-BY, etc.)が異なるので、「商用利用可」のものを選ぶこと。 (OpenGameArt.org)穴やモグラの差分、UI素材なども組み合わせて使える。
Vecteezy – Mole Game Vector Artモグラのクリップアート/アイコン類。PNG/SVG形式のモグラ関連画像多数。 (Vecteezy)“Free License” のフィルタを使って、商用利用可能なものを選べる。利用規約を要チェック。 (Vecteezy)ベクタ形式(SVGなど)なら拡大縮小がしやすく、UI要素やキャラに使いやすい。
Kenney.nlゲーム開発向け2D/3D素材が豊富。無料で使える素材も多数。 (kenney.nl)無料素材は寄付歓迎というスタンス。商用利用可能なものが多い。ライセンス条件を確認。 (kenney.nl)キャラクター系は少ないかもしれないけど、背景/UI/アイコンなど補助的素材として重宝する。
“Animated mole" by Robert Brooksモグラのアニメーション付きイラストが含まれている素材。 (gamedeveloperstudio.com)ライセンス詳細は素材ページで確認が必要。無料かどうか、商用利用可かどうかをチェック。 (gamedeveloperstudio.com)モグラキャラクターを動かしたいならこういうアニメーション付き素材が便利。

⚠️ 注意点・確認すべきこと

ライセンスの種類:CC0/CC-BY など。CC-BYだとクレジット表記が必要な場合あり。

解像度・形式:PNG・透過背景/ベクタ形式(SVGなど)だと加工しやすい。

アセットのスタイルの統一性:複数サイトから素材を集めるとタッチや色調がバラバラになることがあるので雰囲気を合わせる工夫が要。

アセットの差分(モグラが叩かれたときの表情変化など)が含まれているか、いないなら自分で作る必要がある。

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使う前にライセンスを必ず確認してね。

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